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2015年度 過去のプログラム

2016年1月23日(土)・24日(日)
「感じる公園ワークショップ@花菜ガーデン」実施報告書

花菜ガーデンでの感じる公園ワークショップ開催は初めてとなりました。
東海大学課程資格教育センターとの共催が実現したことから、1月23日は翌日の公募プログラムにスタッフとして参加する学生たちのための予行と、私たち自身の習熟のために予行として実施しております。

実施概要

目が不自由な方のために音声ガイドによるレポートはこちら

実施日時 2016年1月23日(土)・24日(日)13:00~3:30
*1月23日は関係者向け試験プログラムのため非公募
実施場所 神奈川県立花と緑のふれあいセンター花菜ガーデン
体験料
(お一人)
大人(大学生以上)1500円
学生(小中高校生)500円
未就学児100円
定 員 15名程度(1月24日は応募多数のため抽選にて確定)
希望されるお客様は平塚駅・秦野駅に送迎。
主 催 一般社団法人 葛西臨海・環境教育フォーラム
共 催

東海大学の地域連携トコラボ

東海⼤学課程資格教育センター・博物館プロジェクト

助 成

地球環境基金

地球環境基金(平成27年度助成)

参加人数 1月23日 12名
(東海大学課程資格教育センター所属の学生向けの試行)
1月24日 16名
(うち視覚障がい者8名、視覚障がい者の内訳は全盲6名、弱視2名)

プログラム進行概要(1月23日・24日共通)

時間 内容
13:00 ワークショップ全体解説
13:15 アイスブレイクとチーム分け
イチゴの食べ比べ
13:45 ネギ畑へ移動
14:00 ネギの収穫体験
14:30 キッチンに移動
14:45 ネギを味わってみよう! ~焼きネギの準備~
・各テーブル:グリルに並べ、加熱(7分程度)。
14:55 焼き上がりまでの時間を活用して… ~生ネギの食べ比べ~
・事前に用意しておいた輪切り・細切りの生ネギ登場。
・試食~輪切りと細切りでは、味や歯触り・香りなど、どう違う?
15:15 採集したネギそれぞれの美味しい食べ方を紹介!
・それぞれの品種、一品ずつ口頭で紹介
15:10 焼き上がった『焼きネギ』を試食。
・生で食べたネギとはどう違うかな?
15:20 ふり返りと感想
15:30 ワークショップ終了/アンケート

1月23日(土)実施報告

この日は翌1月24日の試行という位置づけで実施。「感じる公園ワークショップ」はもちろん「葛西臨海たんけん隊」や環境教育も担当したことが無いという、課程資格教育センター・博物館プロジェクトの学生さんが24日はスタッフとして参加することを受けて実施。皆さん学芸員をはじめミュージアムコミュニケーター志望の方ばかりです。

葛西臨海たんけん隊としても花菜ガーデンは初めての場所であることも踏まえ、予行のための実施となりました。

 

ミーティング

東海大学の学生たちと篠原聡先生とのミーティング風景と、スタッフミーティング風景。

個別プログラム概要(①アイスブレイク イチゴの食べ比べ)

・一人一つのいちごを食べてその食感、匂い、味についての感想を話します。
・カップの裏面に3種類のシールが貼ってあり、同じシールの人が同じチームに。
・チームに分かれてからは、他の2種類のいちごを食べ、3種類の食べ比べをします。
・イチゴは花菜ガーデン前にあるJA湘南が開設するあさつゆ広場で購入した平塚産。

個別プログラム概要(②ネギ畑で収穫体験)

視覚障がい者のお客様としてアイマスクをして参加する人と、それをアテンドする人に分かれて参加します。プログラム中はずっとこのスタイルです。
ネギ畑に移動すると、解説の村山さんは「ネギ兄」というニックネームでそれらしいコスチュームで登場。ネギの歴史などをユーモアたっぷりにお話しました。花菜ガーデンのスタッフにもお手伝いをいただきます。

畑のネギ2種類を自分で抜いてみます。
収穫するのは地元の「湘南一本」と「下仁田ネギ」の2種類。
土・畝とネギ本体の感触を手で確かめながらチャレンジ。

個別プログラム概要(③キッチンでの味比べ)

自分たちが採ってきた2種類のネギ。同じ種類のネギでも切り方や調理の仕方(特に生か焼いたか)によって、味・歯触り・香りが変わることを体感してもらいました。担当は川口さん。

個別プログラム概要(④振り返り)

プログラムの最後に振り返りを実施。さらに東海大学まで移動して反省会開催。翌日の公募プログラム本番に備えプログラムをブラッシュアップします。

1月24日(日)実施報告

公募プログラム本番となります。悪天候という予報でしたが晴れました。風も強いとのことでしたが心配したほどの強風とはなりませんでした。
全部で16名のお客様にご参加いただきました。うち視覚障がい者8名、視覚障がい者の内訳は全盲6名、弱視2名でした。 スタッフとしては東海大学課程資格教育センターでミュージアムコミュニケーターを志す学生たち18名が参加。駅への送迎を含め、視覚障がい者お一人お一人にアテンドしたり、インタープリターの補佐を務めてくださいました。

個別プログラム概要(①アイスブレイク イチゴの食べ比べ)

・前日と異なる点として、食べ比べるイチゴの情報を詳しく提供した点が挙げられます。
・多くのお客様が、イチゴといっても食べ比べれば種類によって味・においが全く異なることを実感してくださいました。

個別プログラム概要(②ネギ畑で収穫体験)

前日と異なり人数が倍近くとなりましたが、予行のおかげでスムーズにご体験いただけました。視覚障がい者お一人に一人学生スタッフがアテンドします。
軍手などせずに土の感覚を楽しんでいただきつつネギを抜いていただきます。
土を触ったのは久しぶりという方も、ネギを抜いたことなど生まれて初めてという方ばかりでした。

個別プログラム概要(③キッチンでの味比べ)

自分たちが採ってきた2種類のネギ。同じ種類のネギでも切り方や調理の仕方(特に生か焼いたか)によって、味・歯触り・香りが変わることを体感していただきました。

個別プログラム概要(④振り返り)

チームごとに振り返りをします。何名かのお客様からコメントをいただきました。
・生だと辛いネギを焼くとこんなに甘いのかと驚いた。
・ネギが生えているところを見たことなどなかった。抜くなどなおさら未経験。
・イチゴが種類によって味が異なること、どこから食べるかによって甘さの感じ方が異なることに驚いた。
・久しぶりに土を触った。手を土で汚したのはどのくらい昔だったか。

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